Fig. 5 — Japanese Gin

翠 SUI

翠 SUIの瓶と、主なボタニカルを描いた図譜風のイメージ
背景・瓶ともAIで生成したイメージです
蒸溜所
サントリー大阪工場(サントリースピリッツ株式会社)・大阪府
種類
公式に記載なし
度数
40%[1]
容量
700ml
ベース
公式に記載なし
ボタニカル
[1] 緑の枠は、この銘柄を特徴づける主なボタニカル
発売
不明
参考価格帯
未確認定価ベース・700ml換算の目安
公式の飲み方
ジントニック/ジンソーダ
一献は、これから
この図譜は公式の情報だけで書いています。味と飲み方の相性は、実際に飲んでから書き足します。飲んだことがある方は、ページ下の「飲んだ感想を送る」から教えてください。

翠 SUI(すいジン・翠ジン)は、サントリースピリッツがつくるジンです。柚子・緑茶・生姜という日本の食卓に馴染みのある3つの和素材を使い、日常の食事と一緒に飲むことを狙ってつくられています[1][2]。

先に要点だけ並べると、原料はジンの土台になるジュニパーベリーと、柚子・緑茶・生姜の3つの和素材。瓶の翠は内容量700ml・度数40%。公式サイトが作り方を示しているのは翠1:ソーダ4で割る「翠ジンソーダ」で、仕上がりは計算上約8%です。缶で売られている「翠ジンソーダ」は別の製品で、度数は5%と7%です[1]。

翠ジンの原料|ジュニパーベリーと柚子・緑茶・生姜

ジンは、穀類等を原料として糖化・醗酵させ、蒸溜して得たスピリッツに、ジュニパーベリーなどのボタニカル(草根木皮)を加えてさらに蒸溜してつくる酒です[2]。翠はこの土台に、日本人の味覚に合うものとして選ばれた柚子・緑茶・生姜を重ねています。公式サイトは、この3つの和素材が「日本のメシをうまくする」ものであり、さまざまな食事のおいしさを引き立てると説明しています[1][2]。それぞれの役割については、公式サイトに「柚子の香りが爽やかに感じられ、緑茶のまろやかさと生姜のキリッとした後味」との記載があります[1]。ジンの原料そのものについてはジンの原料とボタニカルにまとめています。

公式の記載から分かる翠の原料を、つくりの順に並べると次のとおりです。

つくりの段階原料公式の記載
土台のスピリッツ穀類等糖化・醗酵・蒸溜して得たスピリッツにボタニカルを加え、さらに蒸溜する(ジン全般の説明)[2]
ジンの骨格になるボタニカルジュニパーベリージンに欠かせない草根木皮として挙げられている[2]
翠ならではの和素材柚子・緑茶・生姜日本の食卓に馴染みがあり、日本人の味覚に合う3つとして選ばれた[1][2]

今回参照した公式ページには、和素材以外のボタニカルの内訳や、それぞれの配合の割合は載っていませんでした。瓶に表示された原材料名を確かめるのがいちばん確実です。なお、2024年12月のリニューアルでは原材料の配合が変わっています(下の「2020年の発売と、2024年12月のリニューアル」の節)。

公式の飲み方|翠ジンソーダは翠1:ソーダ4

公式サイトで作り方が示されているのは、ソーダで割る「翠ジンソーダ」です。手順は3つ。ジョッキに氷をたっぷりと入れ、氷にあてないように翠1:ソーダ4の割合で注ぎ、軽く1回だけ混ぜて仕上げます[1]。公式サイトは、ソーダ割りにすることで食事に合わせやすくなるとしています[2]。

炭酸水にはアルコールが入っていないので、翠1:ソーダ4で割った一杯は、計算上 40% ÷ 5 = **約8%**になります(氷が溶けるぶんは含みません)。分量にすると次のとおりです。

翠ソーダ合計仕上がりの度数(計算上)
30ml120ml150ml約8%
45ml180ml225ml約8%
60ml240ml300ml約8%

700mlの瓶は、翠30mlずつなら計算上23杯あまり、45mlずつなら15杯あまりになります。一般的なジンソーダの基準に置かれることの多い1:3で割ると約10%になるので、公式の1:4はそれより軽めの一杯です。割合ごとの度数はジンソーダの割合に早見表があります。

今回参照した公式ページで作り方まで示されているのはソーダ割りだけで、ほかの割り方の分量は案内されていません。トニックで割るときの割合や氷の扱いはジントニックの作り方に、食事との合わせ方はジンのおつまみに整理しています。

公式が合わせる晩メシ|麻婆豆腐と生姜焼き

氷をたっぷり入れたジョッキのジンソーダと、生姜焼きの並ぶ晩の食卓 ジョッキの翠ジンソーダと晩の食卓(AIで生成したイメージです)

翠の公式サイトは、翠を「晩メシに合うお酒として誕生」したものと紹介し、翠ジンソーダを「晩メシソーダ」と呼んでいます[1]。公式のCM動画は『晩メシソーダ宣言』篇に続いて『晩メシソーダ麻婆豆腐』篇と『晩メシソーダ生姜焼き』篇の2本で、どちらも日々の晩のおかずを題にしています[1]。

前の節の作り方も、公式サイトでは「ジョッキで飲む、あのお店の翠ジンソーダの作り方」と題されています[1]。麻婆豆腐や生姜焼きのような、ふだんの晩のおかずの横にジョッキで置く一杯、というのが公式の描く翠の飲まれ方です。ほかの料理との合わせ方を考えるときは、ジンのおつまみでボタニカル別の考え方を整理しています。

缶の「翠ジンソーダ」は度数5%と7%

翠には、瓶のジンとは別に、そのまま飲める缶の「翠ジンソーダ」があります。容量は350mlと500mlで、度数5%のものと、缶詰後の加熱殺菌を行わない非加熱製法で炭酸感を強めた度数7%のものの2種類です[1]。期間限定では、グレープフルーツ浸漬酒とトニックを合わせたもの、レモン浸漬酒とジンジャーエキスを合わせたもの、シャインマスカット果汁とトニックを合わせたものも展開されています(いずれも350ml・500ml/度数5%)[1]。度数が5%と40%の両方で見かけるのは、缶と瓶が別の製品だからです。

製品容量度数公式の説明
翠(瓶のジン)700ml40%翠ジンソーダの作り方が示されている
翠ジンソーダ(缶)350ml・500ml5%どんな食事とも相性のよい食中酒を目指したもの
翠ジンソーダ 濃いめ(缶)350ml・500ml7%非加熱製法で炭酸感を強めたもの
期間限定の缶(3種)350ml・500ml5%グレープフルーツ/レモンとジンジャー/シャインマスカット

瓶の翠を公式の1:4で割ると約8%なので、家でつくる一杯は、缶の5%と7%よりもやや強めの仕上がりになります[1]。

内容量と度数|瓶は700ml・40%

瓶の翠は、内容量700ml・アルコール度数40%です[1]。今回参照した公式ページで案内されている瓶の容量は700mlの1種類です。350mlと500mlがあるのは缶の翠ジンソーダのほうです[1]。ジン全般の度数の目安はジンの度数を参照してください。ボトルは青緑色の六角形で、公式サイトはこの色と形を爽やかさの表現としています。「翠(すい)」という名も、清々しさと軽やかさを表す言葉として選ばれています[1]。

2020年の発売と、2024年12月のリニューアル

翠は2020年に発売されたジンです。サントリーが2024年12月3日に出したニュースリリースでは、発売以来「ジンはカクテルに使われるお酒」というイメージを変え、居酒屋や自宅で食事と一緒に飲むお酒として広がってきたと振り返っています(サントリーのニュースリリース(PR TIMES))。

同じリリースで、翠と缶の翠ジンソーダは2024年12月中旬以降、順次リニューアルされました。変わった点はリリースの記載で次の3つです。

  • 中味:原材料の配合を変更した
  • キャップ:ブランドカラーの青緑色にした
  • ラベル:缶と同じ流れるようなデザインにし、羽ばたくカワセミをあしらった

キャップやラベルの違う翠の瓶を見かけたら、このリニューアルの前後の違いと考えられます。現行の公式サイトに載っている瓶は、容量700ml・度数40%です[1]。

翠とROKU〈六〉の違い

サントリーの国産ジンには、翠のほかにROKU〈六〉があります。翠の公式サイトにもROKUの紹介が並んでいます[1]。公式の記載どうしで並べると、違いは和素材の数と、想定している飲み方にあります。

翠 SUIROKU〈六〉
和素材柚子・緑茶・生姜の3種[1]桜花・桜葉・煎茶・玉露・山椒・柚子の六種[3]
公式の位置づけ日常の食事に合う、ソーダ割りで飲むジン[1][2]日本の四季が生んだ和素材を使うジャパニーズクラフトジン[3]
公式が案内する飲み方翠ジンソーダ(翠1:ソーダ4)[1]ソーダ割からカクテルまで[3]

柚子は両方に使われていますが、翠は3種に絞って食卓に寄せ、ROKUは六種を重ねて季節の限定品まで展開している、という関係です[1][3]。

どこでつくられているか

ROKUについては、公式サイトが大阪市港区のサントリー大阪工場を「ROKU〈六〉が生まれる場所」として案内し、スピリッツ・リキュール工房の見学ツアーを受け付けています[3]。一方、今回参照した翠の公式ページには、どの工場でつくっているかの記載は見当たりませんでした[1][2]。翠のつくり手はサントリースピリッツです。大阪府でつくられるジンは大阪府のジンから、国産ジン全体の見取り図はジャパニーズジンとはからたどれます。

よくある質問

翠は何と読みますか?

「すい」と読みます。公式サイトは、清々しさと軽やかさを表す言葉として「翠(すい)」の名を選んだと説明しています。英字の表記は「SUI」で、商品名は「サントリージン 翠 SUI」です。

翠の原料は何ですか?

ジンの土台になる穀類等のスピリッツとジュニパーベリーに、柚子・緑茶・生姜の3つの和素材を重ねています。和素材以外のボタニカルの内訳や配合の割合は、今回参照した公式ページには載っていません。正確な原材料名は瓶の表示で確かめてください。

翠の内容量は?

瓶の翠は700mlです。缶の翠ジンソーダは350mlと500mlの2種類で、こちらは度数5%(濃いめは7%)の別の製品です。

翠ジンの度数は何%ですか?

瓶の翠は40%・700mlです。缶の翠ジンソーダは5%、濃いめは7%で、どちらも350mlと500mlがあります。度数がまったく違うのは、瓶はジンそのもの、缶はソーダで割った状態で売られている別の製品だからです。

翠ジンソーダの割合は?

公式が示しているのは翠1:ソーダ4です。ジョッキに氷をたっぷり入れ、氷にあてないように注ぎ、軽く1回だけ混ぜます。翠30mlならソーダ120ml、翠45mlならソーダ180mlで、仕上がりは計算上約8%になります。

翠にはどんなボタニカルが使われていますか?

ジンの土台になるジュニパーベリーに、柚子・緑茶・生姜の3つの和素材を重ねています。公式サイトは、日本の食卓に馴染みがあり日本人の味覚に合う素材として、この3つを選んだと説明しています。和素材以外のボタニカルの内訳は、今回参照した公式ページには載っていませんでした。

翠はいつ発売されたジンですか?

2020年の発売です。2024年12月中旬以降に、原材料の配合の変更とあわせて、キャップを青緑色に、ラベルを羽ばたくカワセミをあしらったデザインに改めるリニューアルが行われました。

翠とROKU〈六〉はどちらもサントリーのジンですか?

どちらもサントリーの国産ジンです。翠は柚子・緑茶・生姜の3種の和素材でソーダ割りを前提に食事へ寄せたジン、ROKUは桜花・桜葉・煎茶・玉露・山椒・柚子の六種の和素材を使うジャパニーズクラフトジンです。違いの一覧は、このページの「翠とROKU〈六〉の違い」の表にまとめています。

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構成の近い銘柄

ボタニカルの重なりと産地から、機械的に並べています。

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出典
  1. サントリー大阪工場 公式サイト(1) — 2026.09.12 取得(abv・volumes・botanicals・officialServe)
  2. サントリー大阪工場 公式サイト(2) — 2026.09.12 取得
  3. サントリー大阪工場 公式サイト(3) — 2026.09.12 取得

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