橘花ジンKIKKA GIN
- 種類
- 公式に記載なし
- 度数
- 不明
- 容量
- 700ml150ml
- ベース
- 米
- 発売
- 不明
- 参考価格帯
- 未確認定価ベース・700ml換算の目安
- 公式の飲み方
- 公式に記載なし
橘花ジン(きっかジン/KIKKA GIN)は、奈良の酒蔵・油長酒造が開いた大和蒸溜所が手がけるクラフトジンです。ベーススピリッツには、口当たりのやわらかさと米が主原料であることから、ピュアでニュートラルなライススピリッツを採用しています[4]。蒸溜所は、橘花ジンの飲み方を分量つきのレシピとして公式サイトで紹介しています。このページでは、その飲み方を中心に、度数と原料、公式ショップでの容量と価格、同じ「橘花」の名を持つ別製品との違いをまとめました。
まず試すなら、公式の基本レシピのジントニック(橘花ジン40ml:トニックウォーター200ml)です。 度数が59%と高いため、公式の比率は割り材が多めの1:5で、仕上がりは計算上約10%になります。定番の橘花ジンをストレート・ロック・ソーダ割りで飲むときの分量は、今回確認した公式サイトとオンラインショップのページには載っていませんでした。そのため、このページではそれらを度数の計算で示しています(後半の「度数59%|ストレート・ロック・ソーダ割りにすると何%か」)。
公式の飲み方|蒸溜所が紹介する4つのレシピ
大和蒸溜所の公式サイトには「クラフトジンの飲み方」という連載があり、橘花ジンをよく知るバーテンダー(Ripple. オーナーバーテンダーの田中知輝さん)が、家でつくれるレシピを分量つきで紹介しています。橘花ジンの量は、ジントニックをはじめ多くのレシピで40mlです。
| 飲み方 | 用意するもの | 公式のすすめる場面 |
|---|---|---|
| ジントニック | 橘花ジン40ml・トニックウォーター200ml・ライム | 魚料理・肉料理、和食や揚げ物にも |
| 橘茶ジンソニック | 橘花ジン40ml・緑茶粉末を溶いたトニック40ml・ソーダ40ml | 食事の場面、とくに魚料理 |
| 橘花ビーズニーズ | 橘花ジン40ml・レモン果汁15ml・蜂蜜10ml・大和橘マーマレード小さじ2 | 食後のゆっくりしたい時間 |
| 1160 | 橘花ジン15ml・風の森30ml・100%アップルジュース45ml・レモン果汁5ml | 食事の後半から食後 |
出典: 大和蒸溜所「クラフトジンの飲み方」ジントニック編・橘茶ジンソニック編・橘花ビーズニーズ編・1160編
ジントニック|ジン40ml:トニック200ml
いちばん基本になるのがジントニックです。公式の手順は4つ。グラスの中程まで氷を入れて橘花ジン40mlを加え、トニックウォーター200mlを注ぎます。マドラーで下からすくうように軽く混ぜ、ライムピールの香りをグラスに移し、カットライムを落として仕上げます(ジントニック編)。
同じ連載には、古くから生薬として使われてきたキハダのエキスを使う日本のクラフトトニックウォーター「KIZASHI TONIC WATER」で割るジントニックもあります。分量は橘花ジン40mlにKIZASHI TONIC WATER 200ml、ライム果汁はお好みで、トニックはグラスの8分目まで注ぎます(Kizashiジントニック編)。ジントニックの一般的な手順と比率はジントニックの作り方に、トニックウォーターの選び方はトニックウォーターの選び方にまとめています。
橘茶ジンソニック|トニックとソーダを半分ずつ
トニックウォーターに緑茶粉末を混ぜ、ソーダと合わせる一杯です。トニックウォーターに緑茶粉末を入れて混ぜ合わせ、グラスの中程まで氷を入れて橘花ジン40mlとそのトニック40mlを入れて軽く混ぜます。最後にソーダ40mlを注ぎ、下からすくうように軽く混ぜて仕上げます。お茶を使うので、とくに魚料理に合わせるのがすすめられています(橘茶ジンソニック編)。ソーダで割る飲み方全般はジンソーダの割合で扱っています。
食後の2杯|橘花ビーズニーズと1160
橘花ビーズニーズは、橘花ジン40ml・レモン果汁15ml・蜂蜜10ml・大和橘マーマレード小さじ2を氷と一緒にシェイクし、グラスに注ぐカクテルです。公式サイトは食後のゆっくりしたい時間の一杯としてすすめています(橘花ビーズニーズ編)。
1160は、橘花ジン15ml・風の森30ml・100%アップルジュース45ml・レモン果汁5mlをミキシンググラスで氷とステアし、氷の入ったグラスに注ぐ一杯です。食事の後半から食後にかけてがすすめられています(1160編)。シェイカーを使うカクテルの基本はジンのカクテルにまとめています。
度数59%|ストレート・ロック・ソーダ割りにすると何%か
橘花ジン(700ml・150ml)のアルコール度数は59%で、蒸溜所のオンラインショップは「一般的なジンより高く」と説明しています(公式オンラインショップの700ml・150ml)。多くのジンが40〜47%の範囲にあるなかで、ひとまわり強い一本です。公式レシピの分量と、公式の記載がない飲み方は一般的な分量で、仕上がりの度数を計算すると次のようになります(ロック以外は氷が溶けるぶんを含みません)。
| 飲み方 | 分量 | 計算上の度数 |
|---|---|---|
| ジントニック | 橘花ジン40ml+トニック200ml(1:5) | 約10% |
| 橘茶ジンソニック | 橘花ジン40ml+トニック40ml+ソーダ40ml(1:2) | 約20% |
| ストレート(公式の記載なし) | 橘花ジン15〜30mlを割らずに | 59% |
| ロック(公式の記載なし) | 橘花ジン30ml+溶けた氷10ml | 約44% |
| ソーダ割り(公式の記載なし・1:3) | 橘花ジン30ml+炭酸水90ml | 約15% |
| ソーダ割り(公式の記載なし・1:5) | 橘花ジン30ml+炭酸水150ml | 約10% |
| 参考:度数40%のジンを同じ1:5で | ジン40ml+トニック200ml | 約7% |
ジントニックの比率は1:3〜4がよく使われますが、公式の橘花ジンのジントニックは1:5です。度数が高いぶん、ふつうの比率より多めに割っても、一杯の度数は度数40%のジンを1:4で割ったとき(8%)より少し高くなります。軽めにしたいときはトニックを足し、強めにしたいときは橘茶ジンソニックのように割り材を減らす、という調整の目安になります。ソーダ割りも同じ考え方で、一般的な1:3だと約15%と、度数40%のジンを1:3で割ったとき(10%)よりかなり濃くなります。度数40%のジンのソーダ割りと同じくらいにしたいなら、公式のジントニックと同じ1:5前後が目安です。
ストレートとロックは、瓶の59%がほぼそのまま口に届く飲み方です。ロックは氷が溶けるにつれて下がりますが、30mlに溶けた水が10ml入った時点でも約44%で、多くのジンを割らずに飲んだときより高い濃さです。橘花ジン30mlに含まれる純アルコールは約14g(30ml×59%×0.8)で、度数40%のジン30ml(約10g)の1.5倍ほどになります。量を少なめにして水を添える、という組み立てが合います。ロックとストレートの基本はジンのロックの飲み方に、ソーダ割りの比率と作り方はジンソーダの割合に、ジン全般の度数と割ったときの早見表はジンの度数にあります。
原料|大和橘と大和当帰
ボタニカルには、日本に古くから存在する固有種の柑橘である大和橘と、日本書紀にも名が残る生薬・大和当帰を使用しています。大和当帰は根が漢方薬に使われますが、橘花ジンにはセロリのような香りを持つ葉の部分を用いています。当初はジュニパーベリーと大和当帰から着想し、その後柑橘の香りを求めて大和橘にたどり着いたという経緯があります[2][4]。
蒸溜所では、橘花ジンを構成する大和橘・大和当帰・ジュニパーベリーをそれぞれ単独で蒸溜したスピリッツ(各200ml)と、ブレンド用のビーカー・フラスコを組み合わせた調合セットも出しています。橘花ジンの配合を再現したり、自分の配合を試したりできると紹介されています(1160編の商品一覧)。ジンの原料の広がりはジンの原料に整理しています。
同じ「橘花」のほかのジン|度数が違うので割り方も変わる
「橘花KIKKA GIN」の名では、このページの定番のほかに、朱華・流転・からくれない・澪標といった別の製品も出ています[1]。このページの飲み方と度数の計算は、大和橘と大和当帰を使う定番の橘花ジン(59%)のものです。蒸溜所のオンラインショップで度数を確かめられた2本は、定番より度数が低く、ボタニカルも足されています(2026年10月19日確認・3種飲み比べセットの商品説明)。
| 製品 | 度数 | 定番に加わるボタニカル | 公式ジントニックの比率(40ml:200ml)で割ると |
|---|---|---|---|
| 橘花ジン(定番) | 59% | ― | 約10% |
| 橘花ジン 朱華 | 43% | 苺(奈良県明日香村のあすかルビー) | 約7% |
| 橘花ジン 流転 | 47% | 吉野杉・吉野檜・キハダの実 | 約8% |
公式の4レシピの分量は、定番の橘花ジンで紹介されているものです。朱華や流転を同じ分量で割ると、一杯の度数は定番より2〜3%ほど低くなります。からくれない・澪標・一閃は、今回確認したページで度数を確かめていないため、ラベルの表示を見て割る量を決めてください。
朱華と澪標の飲み方|公式サイトで紹介されているもの
別製品にも、公式サイトで飲み方が紹介されているものがあります。同じ「クラフトジンの飲み方」連載では、朱華を使うレシピが2つ載っています(2026年10月28日確認)。
| 飲み方 | 用意するもの | 手順 |
|---|---|---|
| 朱華ジンフィズ | 朱華40ml・ソーダ150ml・レモン果汁10ml・シロップ10ml | 朱華・レモン果汁・シロップをシェイクして氷の入ったグラスへ。ソーダをグラスの8分目まで注いで軽く混ぜ、好みでイチゴを飾る |
| Rose Madder | 朱華40ml・ライムジュース10ml・ローズペタルシロップ10ml・プロセッコフォーム | 朱華・ライムジュース・ローズペタルシロップをシェイクしてグラスへ注ぎ、エスプーマに入れたプロセッコフォームを上に浮かべる |
出典: 大和蒸溜所「クラフトジンの飲み方」朱華ジンフィズ編・Rose Madder編
朱華ジンフィズは、お肉やバターを使った洋食に合わせる一杯としてすすめられています。ソーダで割る飲み方ですが、レモン果汁とシロップを先にシェイクする点が、定番の橘茶ジンソニックとの違いです。Rose Madderは、エスプーマ(泡をつくる器具)を使うバーテンダーのオリジナルカクテルで、家でつくるなら器具の用意が要ります。
ステンレスボトルの限定品・澪標については、企画・製造に携わった蒸溜所の担当者が、ジンソーダよりジントニックをすすめ、コーラで割る「澪標コーク」も紹介しています(澪標のこと)。こちらは分量つきのレシピではなく、担当者のすすめとして書かれているものです。
どこで買えるか|公式ショップの容量と価格
定番の橘花ジンは700mlと150mlの2つの容量で、蒸溜所の公式オンラインショップから買えます。2026年10月19日に確認した内容は次のとおりです。価格は変わることがあるので、購入前に各ページで確かめてください。
| 商品 | 内容 | 価格(税込) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 橘花KIKKA GIN 700ml | 700ml・59% | 5,500円 | 箱入り |
| 橘花KIKKA GIN 150ml | 150ml・59% | 2,200円 | ― |
| 3種飲み比べセット | 定番・朱華・流転 各150ml | 6,380円 | ギフトボックス仕様 |
700mlを公式のジントニック(1杯40ml)で使うと約17杯分、150mlなら約3杯分です。はじめて試すなら150ml、ジントニックを何度もつくるなら700mlが量の目安になります。どちらの商品ページにも、ラッピングと熨斗は「対応不可」と書かれています。贈り物にするなら、ギフトボックス仕様の3種飲み比べセットが公式の選択肢です(700mlのギフトボックスセットは確認時点で売り切れ)。注文は24時間受け付けていて、発送は3営業日以内と案内されています。
公式レシピのKizashiジントニックに使う「kizashi tonic water 200ml」も同じショップで扱われていますが、確認時点では売り切れでした。ジンの贈り方はジンのプレゼントに、小さな瓶での飲み比べはジンのミニボトルにまとめています。
蒸溜所
蒸溜所は築約150年の古民家をリノベーションした建物で、奈良県御所市の「御所まち」にあります。2019年から本格的に稼働を始めました[1][2]。蒸溜所の情報は大和蒸溜所に、奈良県の銘柄は奈良県のジンにまとめています。
よくある質問
橘花ジンのいちばん基本の飲み方は?
大和蒸溜所の「クラフトジンの飲み方」連載で最初に紹介されているのがジントニックです。グラスの中程まで氷を入れ、橘花ジン40mlとトニックウォーター200mlを注いで下からすくうように軽く混ぜ、ライムピールの香りを移してカットライムを落とします。
橘花ジンの度数は何%ですか?
定番の橘花ジン(700ml・150ml)は59%です。蒸溜所のオンラインショップは「一般的なジンより高く」と説明しています。同じ「橘花」の名の別製品は度数が違い、朱華は43%、流転は47%です(2026年10月19日に公式ショップで確認)。
ストレートやロックで飲めますか?
飲めますが、定番の橘花ジンについてストレートやロックの分量は、今回確認した公式のページには載っていませんでした。度数59%が割らずに届くので、ストレートは15〜30ml、ロックは30mlほどにして水を添えるのが組み立てやすい量です。ロックは溶けた水が10ml入っても約44%あります。
ソーダ割りの割合はどのくらいですか?
定番の橘花ジンをソーダだけで割る分量は、公式には載っていませんでした。ソーダを使う公式レシピには、緑茶粉末を溶いたトニック40mlとソーダ40mlで橘花ジン40mlを割る「橘茶ジンソニック」があります。ソーダだけで割るなら、一般的な1:3だと約15%、1:5だと約10%です。
朱華の飲み方は?定番と同じでよいですか?
公式の「クラフトジンの飲み方」連載には、朱華を使うレシピとして、朱華40ml・ソーダ150ml・レモン果汁10ml・シロップ10mlの「朱華ジンフィズ」と、ローズペタルシロップとプロセッコフォームを使う「Rose Madder」が載っています。定番のジントニックの比率(40ml:200ml)で割ることもできますが、朱華は43%なので、仕上がりは計算上約7%と定番より低めになります。
橘花ジンはどこで買えますか?値段は?
大和蒸溜所の公式オンラインショップで買えます。2026年10月19日の確認では、700mlが5,500円、150mlが2,200円(いずれも税込)でした。定番・朱華・流転の150mlを3本組み合わせた飲み比べセット(6,380円・ギフトボックス仕様)もあります。
贈り物にできますか?
公式ショップの700mlと150mlの商品ページには、ラッピング・熨斗は「対応不可」と書かれています。700mlは箱入りです。ギフト用の箱に入ったものを選ぶなら、3種飲み比べセットがギフトボックス仕様です。
料理に合わせるならどの飲み方ですか?
公式サイトは、ジントニックを魚料理・肉料理のほか和食や揚げ物にも、お茶を使う橘茶ジンソニックをとくに魚料理にすすめています。橘花ビーズニーズと1160は、食後や食事の後半から食後の一杯として紹介されています。ジンと料理の合わせ方全般はジンのおつまみにまとめています。
データの見方
図譜の事実欄(容量・ベース・ボタニカル)は、2026年9月12日に取得した大和蒸溜所の公式ページ4つ[1]〜[4]の記載から書いています。度数の59%と、上で紹介した飲み方のレシピは、それとは別の公式オンラインショップと「クラフトジンの飲み方」連載のページで確認したものです。朱華・流転の度数と、容量・価格・ギフトの記載は、2026年10月19日に公式オンラインショップで確認しました。朱華と澪標の飲み方は、2026年10月28日に公式サイトの連載・記事で確認したものです。この銘柄はまだ一献を交わしていないため、味の評価は載せていません。
※ アフィリエイト広告を含みます。リンク先での購入により当サイトに紹介料が入ることがありますが、掲載順や図譜の内容に影響はありません。
ボタニカルの重なりと産地から、機械的に並べています。
- 大和蒸溜所 公式サイト(1) — 2026.09.12 取得(volumes・baseSpirit・botanicals)
- 大和蒸溜所 公式サイト(2) — 2026.09.12 取得
- 大和蒸溜所 公式サイト(3) — 2026.09.12 取得
- 大和蒸溜所 公式サイト(4) — 2026.09.12 取得
この図譜の事実欄は、上記の出典に記載のある値だけを書いています。記載のない項目は「不明」「公式に記載なし」としています。