Beefeater London Dry GinBeefeater
- 蒸溜所
- Beefeater Distillery(Pernod Ricard)・イギリス
- 種類
- London Dry Gin[1]
- 度数
- 不明
- 容量
- 不明
- ベース
- 公式に記載なし
- 発売
- 不明
- 参考価格帯
- 未確認定価ベース・700ml換算の目安
- 公式の飲み方
- ジン・トニック/マティーニ
ビーフィーター(Beefeater London Dry Gin)は、イギリス・ロンドンのケニントンで蒸溜されているロンドンドライジンです。つくり手はペルノ・リカール。公式サイトによれば蒸溜の歴史は1820年まで遡り、創業者ジェームズ・バロウズが19世紀に残したレシピが、いまのLondon Dry Ginのもとになっているとされています[2]。
「ビーフィーター」と一口に言っても、公式サイトには名前の違う瓶がいくつも並びます。このページでは、定番のBeefeater London Dry Ginを中心に、どんなジンか、ほかにどんな種類があるか、公式がすすめる飲み方までを順に見ていきます。
ビーフィーターはどんなジンか|ロンドンで蒸溜を続けるロンドンドライ
公式サイトは、ビーフィーターを「典型的なロンドンドライジン」と紹介しています[2]。ロンドンドライは製法の条件で決まる呼び名で、本来はロンドンでつくる必要はありません(型の決まりごとはジンの種類にまとめています)。そのなかでビーフィーターは、名前どおりロンドン市内のケニントン、ヴォクソールで蒸溜を続けている点を、銘柄の軸に置いています[2]。
蒸溜所には9基の蒸溜器があり、少人数の蒸溜チームが浸漬から蒸溜までの工程を見ています。公式サイトは、その工程を導く人物としてマスタージンディスティラーのデズモンド・ペイン氏(名誉職)の名前を挙げています[2]。
製法|ボタニカルを24時間浸けてから蒸溜する
ビーフィーターでは、ボタニカルを蒸溜にかける前に24時間浸漬します。公式サイトはこの工程について「これほど長く漬け込むつくり手はごくわずか」と記しています[2]。
ボタニカル|9種、うち柑橘の皮が2種
使われるボタニカルは、ジュニパー、レモンピール、セビルオレンジピール、アーモンド、アンジェリカルート、アンジェリカシード、コリアンダーシード、オリスルート、リコリスルートの9種です[2]。柑橘の皮はセビルオレンジとレモンの2種類が入ります。それぞれの植物がジンの中で担う役割はジンの原料にまとめています。
ビーフィーターの種類|公式サイトに並ぶラインナップ
英語版の公式サイト(2026年9月取得)には、London Dry Ginのほかに次の名前が並んでいます[1][3]。国によって取り扱いは異なるため、日本の売り場で見かけるものとは一致しません。
- Beefeater London Garden — London Dry Ginと同じ9種のボタニカルに、レモンバーベナとタイムを加えたジン。蒸溜所の近くにあるチェルシー薬草園の植物に着想を得たと紹介されています[4]
- Beefeater 24 — 公式のカクテル一覧に「Beefeater 24 Gin Spritz」として登場します[1]
- Beefeater Burrough’s Reserve、Beefeater Crown Jewel — ラインナップに名前が並びます[1]
- 果実の名前を冠したシリーズ — Pink Strawberry、Peach & Raspberry、Blood Orange、Zesty Lemon、Rhubarb & Cranberry、Blackberry、Grapefruit[1][3]
- Beefeater 0.0 — 名前に0.0とつく製品。掲載ページには「No & Low(ノンアルコール・低アルコール)」の分類があります[3]
日本の輸入元の案内には「ビーフィーター ブラック」という名前の製品も見られます。こちらはこのページのLondon Dry Ginとは別の製品で、杜松の図譜ではまだ扱っていません。手元の瓶がどれかは、ラベルの製品名で確かめてください。
公式の飲み方|ジン&トニックは50mlと150ml
公式サイトのFAQは、ビーフィーターの飲み方として、まずクラシックなジン・トニックを挙げています[2]。公式が示す分量は、ジン50ml、トニックウォーター150ml、オレンジのスライスとレモンのスライス。氷をたっぷり入れたグラスに注いで合わせるだけのビルドです[3]。ジン1に対してトニック3の割合にあたります。
割ったあとの強さは「ジンの度数 × ジンの量 ÷ 全体の量」で決まります。公式の1対3なら、ラベルが40%の瓶で10%、47%の瓶で約11.8%です(氷が溶ける分は含めていません)。手元の瓶の度数に合わせて1対4へ伸ばすかどうかは、ジントニックの作り方で計算できます。トニックそのものの選び方はトニックウォーターの選び方にあります。
カクテル|公式サイトが並べるレシピ
公式サイトのFAQは、ジン・トニックの次に試すものとしてマティーニ、クローバークラブ、ビーズニーズを挙げています[2]。London Dry Ginのページにはこのほかギムレットとホワイトレディが、公式サイトのトップにはネグローニ、ブランブル、ジンフィズなどが並びます[1][2]。
ソーダ割り|公式レシピにはない、家での割り方
公式サイトにソーダ割りの分量は載っていません。家で炭酸水だけで割るなら、ジン1に対して炭酸水3を起点にするのが一般的な目安です(ジン45mlなら炭酸水135ml)。注ぐ順番と炭酸を抜かない混ぜ方はジンソーダの作り方に書いています。
なお味わいの印象は、杜松では実際に杯を交わした銘柄にだけ書いています。ビーフィーターはまだ一献の記録がないため、このページでは公式の記載と、割合・手順までにとどめています。
国産クラフトジンと比べるときの見方
ビーフィーターは、決まった9種のボタニカルと1つのレシピを、ロンドンの蒸溜所で続けているジンです[2]。一方、国産のクラフトジンは、柚子や山椒、茶など土地の植物を名前や紹介の中心に置く銘柄が多く、同じ「ジン」でも組み立ての出発点が違います。「日本のジン」に決まった定義があるのかはジャパニーズジンとはで整理しました。
同じロンドンドライの海外銘柄は、Tanqueray London Dry GinやGordon’sの図譜でも見られます。ボタニカルの数や並びを横に置いて比べると、それぞれの違いがつかみやすくなります。
データの見方|度数と容量が「不明」の理由
図譜のデータ欄の度数と容量は、出典にしている公式サイトの本文で記載を確認できていないため「不明」としています。杜松では出典に記載のある値だけを書き、記載のない項目は埋めずに残しています。日本で流通しているボトルの度数・容量は、瓶のラベルか日本の輸入元の商品情報で確かめてください。ジン全般の度数の目安はジンの度数にあります。
蒸溜所はBeefeater Distilleryのページに、イギリスの銘柄はイギリスのジンにまとめています。ほかの銘柄は図譜の一覧からご覧いただけます。
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ボタニカルの重なりと産地から、機械的に並べています。
- Beefeater Distillery 公式サイト(1) — 2026.09.12 取得(style・botanicals・officialServe)
- Beefeater Distillery 公式サイト(2) — 2026.09.12 取得
- Beefeater Distillery 公式サイト(3) — 2026.09.12 取得
- Beefeater Distillery 公式サイト(4) — 2026.09.12 取得
この図譜の事実欄は、上記の出典に記載のある値だけを書いています。記載のない項目は「不明」「公式に記載なし」としています。