Bombay SapphireBombay Sapphire
- 蒸溜所
- Bombay Sapphire Distillery(Bacardi Limited)・イギリス
- 種類
- 公式に記載なし
- 度数
- 不明
- 容量
- 不明
- ベース
- 公式に記載なし
- 発売
- 不明
- 参考価格帯
- 未確認定価ベース・700ml換算の目安
- 公式の飲み方
- 公式に記載なし
ボンベイサファイア(Bombay Sapphire)は、イングランド南部ハンプシャーのラヴァーストーク・ミル(Laverstoke Mill)にある蒸溜所でつくられるジンです(公式サイト「Our Story」)。10種のボタニカルを煮出さず、蒸気を通して香りを移す製法でつくられています[6]。
飲み方で迷ったら、公式サイトのトップに並ぶ3つ、ジントニック・ネグローニ・ジンミュールから入るのが近道です[1]。割り材を買い足さずに飲むなら炭酸水です。
- ジントニック:ジン1:トニック3〜4(ジン30mlにトニック90〜120ml)
- ネグローニ:ジン・カンパリ・スイートベルモットを1対1対1(30mlずつ)
- ジンミュール:氷を詰めた銅のマグに、ジン1:ジンジャービア3。仕上げにライムを搾る
- 炭酸水で割る:ジン1:炭酸水3。食事に合わせるなら1対4まで
分量は公式サイトに記載がないため、どれも一般的な目安です。度数の高い一本ほど割り材を多めにします。
このページでは、公式サイトに置かれている飲み方と、手元の一本に当てはめて使える割合の決め方、そして名前のよく似た「ドライジン」「サンセット」「プレミアクリュ」との中身の違いを、公式の記載だけで整理しました。
飲み方|公式に置かれている型と、割合の決め方
公式サイトのトップページには、ジントニック、ネグローニ、ジンミュールの3つが並んでいます[1]。あわせてスプリッツのページも置かれています[7][8][9]。ただし、それぞれの分量までは今回参照した範囲では確認できていません。
そのため、ここから先の割合は銘柄固有の案内ではなく、手元の一本に当てはめて使える一般的な目安として書いています。決める順序は次のとおりです。
- 瓶のラベルで度数を確かめます。割ったあとの強さは「ジンの度数 ÷ 材料の合計の数」で決まるため、同じ「1対3」でも銘柄によって仕上がりが変わります。度数の分布と計算はジンの度数にまとめました
- 最初の一杯は薄い側から入ります。味のある割り材(トニック)と味のない割り材(ソーダ)の違いと選び方はジンの割り方に整理しています
- 同じ一本で組み立てを変えます。食事に合わせるなら薄く長く、食後の一杯なら濃く少量、という動かし方ができます
ジントニック|ジン1に対してトニック3〜4
ジン1:トニック3〜4が起点です。ジン30mlならトニック90〜120ml、45mlなら135〜180ml。ラベルの度数が40〜43%なら1対3、44〜47%なら1対4、48%以上なら1対5、と銘柄側に合わせて動かすと、完成した一杯が9〜11%前後に収まります。グラスと氷は先に冷やし、トニックは氷に当てずグラスの縁から注いで、混ぜるのは底から一度だけ。レモンやライムを添えるかどうかもここで決めます。手順はジントニックの作り方にまとめています。
ジンソーダ|ジン1に対して炭酸水3から
炭酸水は甘さも苦味も足さないので、薄くするとそのまま水っぽくなります。ジン1:炭酸水3を起点に、食事に合わせるときだけ1対4あたりまで伸ばすのが扱いやすい範囲です。ジン45mlなら炭酸水135ml、30mlなら90ml。グラスと氷の冷やし方、炭酸を抜かずに注ぐ順番はジンソーダの作り方にあります。
ネグローニ|ジン・カンパリ・スイートベルモットを1対1対1で
公式サイトには、食前の一杯としてネグローニのページが置かれています[1][8]。ネグローニはジン・カンパリ・スイートベルモットを1対1対1で組む型が広く使われており、30mlずつなら合計90mlです。氷を入れた背の低いグラスで混ぜ、オレンジの皮を添えます。割り材で伸ばさないぶん、仕上がりの強さはジンの度数がそのまま出ます。組み立ての手順はネグローニの作り方に、ほかの定番はジンのカクテルに整理しています。
ジンミュール|銅のマグに、ジンジャービアとライム
公式サイトはジンミュールを、キューブアイスを詰めた伝統的な銅のマグ(copper mule mug)にジンを注ぎ、ジンジャービアを加えて、搾りたてのライムで仕上げる型として紹介しています[1][9]。割合はジン1:ジンジャービア3が起点で、銅のマグがなければ背の高いグラスに氷を詰めて同じ順に組めます。ジンジャーエールとライムで組む近い一杯はジンバックの作り方に、ライムとソーダで組む型はジンリッキーの作り方に書きました。
ロックとストレート|割らずに飲むとき
割らずに飲むなら、ロックは背の低いグラスに大きめの氷を1〜2個、ジンは30〜45ml。ストレートは小さな脚付きのグラスに15〜30mlで、水を同じ盆に並べます。開栓した日は先にストレートを少量、次に同じジンでロックの順にすると、氷が温度と濃度に与える変化を一本のなかで比べられます。器と温度の決め方はジンのロックとストレートに、開栓したあとの置き場所はジンの保存に書きました。
食事に合わせる
薄く長く飲める割り方(ソーダ割りの1対4前後)は食事と並べやすく、食後に一杯だけなら1対2〜1対3へ寄せる、という組み立てになります。合わせる相手の決め方はジンと食事に整理しています。
なお、飲み方の相性そのものは、杜松では実際に杯を交わした銘柄にだけ書いています。ボンベイサファイアはまだ一献の記録がないため、このページでは手順と割合までにとどめています。
製法|ヴェイパー・インフュージョン
ジンの多くは、ベースとなるスピリッツにボタニカルを漬け込んでから蒸溜します。ボンベイサファイアはこれとは別の道をとり、アルコールの蒸気をボタニカルに通して香りを移す「ヴェイパー・インフュージョン」でつくられます。この製法はボンベイ社のすべてのジンに用いられており、原料が持つ個々の風味を引き出すことを目的としているとされています[6]。公式サイトの製品一覧にも、ボタニカルの選定を担う「Master of Botanicals」のもとで原料を選び、蒸気で香りを移していると書かれています[2]。
仕組みは、公式サイトの「Our Story」にもう少し具体的に書かれています(公式サイト「Our Story」)。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| ボタニカルの置き方 | 穴の開いた銅のバスケットに入れ、蒸溜の間スピリッツの上に吊るす(ボンベイのジン全体の説明として「最大12種」) |
| 蒸溜器 | 1830年代から使い続けているカーターヘッド・スチル2基(Tom と Mary)に、容量12,000リットルの銅製ポットスチル2基を加えている |
| 原料を選ぶ人 | Master of Botanicals のアレッサンドロ・ガルネリ氏 |
| 蒸溜所の場所 | イングランド・ハンプシャーのラヴァーストーク・ミル |
液体にボタニカルを沈めず、上に吊るした籠を蒸気がくぐる、という配置がこの製法の要点です。漬け込んでから蒸溜する一般的なつくり方との違いはジンの原料とボタニカルで並べています。
ボタニカル|10種のうち、産地が示されている2種
公式サイトでは、10種のボタニカルを使うことが示されています[5][6]。このうち産地まで書かれているのは、ジャワ産のキューベブベリーと、西アフリカ産のグレインズ・オブ・パラダイスの2種です[6]。残りの内訳は今回参照した範囲では確認できていないため、図譜のデータ欄にもこの2種とジュニパーベリーだけを載せています。
ジュニパーベリーはジンという酒の条件にあたる原料で、この図譜に収めた110本のうち、公式にジュニパーベリーを挙げている銘柄は69本、そのうち50本が国産です。同じ原料から銘柄をたどるならジュニパーベリーを使う銘柄の一覧から、原料そのものの成り立ちはジンの原料とボタニカルにまとめています。
シリーズ|「サファイア」と名前の近い銘柄の見分け方
ボンベイの名を持つジンは一本ではありません。公式サイトの製品一覧には、ボンベイサファイア、ボンベイ・ドライジン、サンセット、プレミアクリュの2種、ブランブル、シトロン・プレッセが並び、ページの説明文にはスター・オブ・ボンベイも挙げられています[2]。名前が近いぶん取り違えやすいので、公式に記載のある範囲で並べます。
| 名前 | 公式に記載のある位置づけ・原料 | 出典 |
|---|---|---|
| ボンベイサファイア | 10種のボタニカルを蒸気で移す。このページの銘柄 | [2][5][6] |
| ボンベイ・ドライジン | 製品一覧に別の銘柄として並ぶ。図譜ではBombay Dry Ginとして別ページ | [2][6] |
| サンセット | 特別版。10種のボタニカルに、ターメリック・インド産のホワイトカルダモン・スペイン産のマンダリンを加えた3種を足している | [5] |
| プレミアクリュ ムルシアンレモン | 小ロット。スペイン・ムルシア産のフィノレモン、マンダリン、ネーブルオレンジを手摘み・手剥きで使う | [4] |
| プレミアクリュ トスカーナジュニパー | 小ロットの限定品。イタリア・トスカーナの遅摘みジュニパーを使う。入手先はグローバル・トラベル・リテールと蒸溜所のサイトに限られる | [3] |
| ブランブル/シトロン・プレッセ/スター・オブ・ボンベイ | 製品一覧・説明文に名前がある。中身の記載は今回参照した範囲では確認できていない | [2] |
公式が示している飲み方も銘柄ごとに違います。サンセットについては、トニックで割ってオレンジの輪切りとスターアニスを添える型と、ジンジャーエール・生姜・ライムで組む型、ネグローニに仕立てる型が挙げられています[5]。手元の瓶がどれかによって、上の「飲み方」の章の起点も変わります。
よくある質問|ボンベイサファイア
ボンベイサファイアはどこの国のジンですか? イギリス(イングランド)のジンです。蒸溜所はハンプシャーのラヴァーストーク・ミルにあります(公式サイト「Our Story」)。名前に「ボンベイ」とありますが、つくっているのはイングランドの蒸溜所です。
度数は何度ですか? 米国向けの公式製品ページには47%と表示されています。国内で手に取る瓶は、ラベルの表示を確かめてください。度数ごとの割合の決め方はジンの度数にまとめました。
ボンベイ・ドライジンとは別のジンですか? 別の銘柄です。公式サイトの製品一覧に、ボンベイサファイアとは別に並んでいます[2]。図譜ではBombay Dry Ginとして別ページにしています。違いは上の「シリーズ」の表にまとめました。
ボタニカルは何種類ですか? 公式サイトでは10種と示されています[5][6]。そのうち産地まで書かれているのは、ジャワ産のキューベブベリーと西アフリカ産のグレインズ・オブ・パラダイスの2種です[6]。
いちばん手軽な飲み方は? 炭酸水で1対3に割るジンソーダです。割り材に味がないぶん、ジンの香りがそのまま出ます。手順はジンソーダの作り方にあります。トニックがあれば1対3〜4のジントニックへ。
蒸溜所は見学できますか? 公式サイトから見学の予約ができます。開館日や時間は変わることがあり、ツアー中はつま先の出る靴やハイヒールは不可と案内されています(公式サイト「Distillery」)。
開けたあとはどう保管しますか? 栓をしっかり閉め、直射日光の当たらない涼しい場所に立てて置きます。詳しくはジンの保存にまとめました。
データの見方|公式に記載を確認できていない項目
度数は、米国向けの公式製品ページの表記欄に「47% alc. by vol.」とあります(公式サイト 米国向け製品ページ)。ただし度数・容量の表示は国や流通によって異なる場合があり、図譜の出典にしている公式ページの本文では確認できていないため、データ欄では度数・容量とも「不明」としています。杜松では出典に記載のある値だけを書き、記載のない項目は埋めずに残しています。割合を決めるときは、瓶のラベルの表示をそのまま使ってください。ジン全般の度数の目安はジンの度数を参照してください。
型(スタイル)についても、公式サイトのページ表題には London Dry Gin と掲げられている一方、本文で型を説明している記載は確認できていないため[1]、データ欄は空欄のままにしています。ジンという酒そのものの定義はジンとは、ロンドンドライなどの型の違いはジンの種類にまとめました。
つくっているのはボンベイ・サファイア蒸溜所です。同じ蒸溜所のBombay Dry Gin、イギリスの銘柄はイギリスのジンに、ほかの銘柄は図譜の一覧から並べています。
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ボタニカルの重なりと産地から、機械的に並べています。
- Bombay Sapphire Distillery 公式サイト(1) — 2026.09.12 取得(botanicals)
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- Bombay Sapphire Distillery 公式サイト(8) — 2026.09.12 取得
- Bombay Sapphire Distillery 公式サイト(9) — 2026.09.12 取得
この図譜の事実欄は、上記の出典に記載のある値だけを書いています。記載のない項目は「不明」「公式に記載なし」としています。